うんちだけトイレでできない…親子の悩み
来年はいよいよ小学生。
でも、5歳の息子はなかなかトイレでうんちができず、親子でずっと悩んでいました。
おしっこは完璧なのに、うんちだけはどうしてもダメ。
「おむつがなければ絶対に出ない!」と泣いて拒否する息子。
我慢してお腹が痛くなってしまうこともあり、どうしたらいいのかわからず、毎日のようにため息をついていました。
なんとかトイレでさせようと思っても、息子は泣いて暴れて断固拒否。
「なんでそんなに嫌なの?」と聞くと、返ってきた言葉はまさかの——
「ぽちゃんってなるのが怖いの。」
…そうか、怖かったんだ。
ただ「できない」のではなく、「怖い」という気持ちがあったんだと気づいたとき、無理にトイレに連れていくのはやめようと思いました。
それからはいろんなサイトを見たり、場合によっては専門医に相談したほうがいいのかと悩んだり…
親も本当に試行錯誤の毎日でした。
そんななか、先日、ついに息子がトイレでうんちができた日がきたんです。
今日は、わが家が実際に成功したステップを、同じように悩むママへ向けてシェアしたいと思います。
トイレでうんちができるようになった「スモールステップ法」
焦らず、少しずつ“トイレに慣れる”ことを意識しました。
うちの息子が成功したステップは、次の4段階です。
ステップ1:おむつをはいたままトイレで座ってうんちをしてみる
最初は「トイレでうんちをする」という体験を、おむつ越しでOKにしました。
「怖くないよ」「ここでしてもいいんだ」と思ってもらうための第一歩です。
ステップ2:おむつの両サイドを破って、トイレで座ってうんちをしてみる
次に、少しだけ“トイレに落ちる感覚”を体験。
おむつははいているけど、両サイドを破ることで実際に“ぽちゃん”という感覚が近づきます。
このときも「できるじゃん!」「すごいね!」と、とにかくほめまくりました。
ステップ3:おむつをトイレットペーパーに変えて、トイレで座ってうんちをしてみる
おむつを卒業しつつも、安心できる“なにか”を残したくて、次はトイレットペーパーをお尻に軽くあてました。
本人の中では「守られてる」感があり、意外とスムーズに挑戦できました。
ステップ4:なにもせずトイレでうんちをしてみる
そして、ついに「おむつもなしでやってみよう」と声をかけると、
少しドキドキしながらもトイレに座って…できたんです!
終わったあと、「やったね!」「本当にすごいよ!」と大喜び。
息子の顔もとっても誇らしげで、
「こんなかんじなんだ」と少し安心したような表情を見せてくれました。
トイレトレーニングに悩むすべてのママへ
トイレでうんちができない——
これって、親も子も本当にしんどい問題ですよね。
でも、「できない」には必ず理由があります。
その理由を責めるのではなく、少しずつ“怖くない”と思える体験を積み重ねていくことが大事なんだと感じました。
わが家の場合はこのスモールステップで成功しましたが、きっとお子さんによって合うペースは違うと思います。
もし同じように悩んでいる方がいたら、「こういうやり方もあるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
焦らず、比べず、親子で少しずつ前に進んでいけますように。
トイレトレーニングに おすすめ商品
①トイレステップ
トイレトレーニングに欠かせないアイテム、トイレステップ。トイレをするときに足がぶらぶらしていると安定せず、うんちやおしっこに集中できません。踏ん張る練習をするためにもぜひ用意しておきたいですね。商品によっては高さ調整ができたり、足の部分が折りたためたり、またトイレトレーニングだけでなく普通の踏み台としても使用できるようになるものもあったりします。開口部の広さも様々ですので、ご自宅のトイレサイズに合った踏み台を用意してくださいね。
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②補助便座
トイレトレーニングの最初の一歩、補助便座。我が家ではリッチェルの補助便座を使用しています。便座に固定できるパーツが付属していたり、ふんばることを補助してくれる取っ手がついていたりと、トイレトレーニングを頑張る親子を支えてくれる工夫がつまった商品です。トイレに乗せるだけなので、子供が「自分でやる!」とひとりでつけることができ、子供のやる気を促します。

